休日の朝食に!くるくるヒラヤーチー

kumy

2016年05月12日 08:30

塩分量について、注釈を加えました。(2016/9/4)

家庭料理・B級グルメの定番のヒラヤーチー。
韓国のチヂミのような、薄ーいお好み焼きのような、「粉もの」です。

小さい時はあまり好きではなく、沖縄を離れてからは食べることもなく20年が過ぎました。。。
が、、、昨年台湾に行き屋台で売られている葱油餅を食べ、「見た目はまさにヒラヤーチーだけど美味しい〜」と感激したのが、このレシピを考案したきっかけです。

ヒラヤーチーは生地のモサモサ感が苦手でしたが、台湾の葱油餅に倣って中力粉を使うことでモチモチの食感を出してみました。
そして卵やアーサ(海藻)を加え栄養バランスとボリューム感をUP
風味もグッと良くなります

(アーサの入手方法等の詳細についてはコチラをご覧ください)

休日の朝、好きな音楽を聴きながら、ゆったりとした気分で作ってみてください


↓↓ 完成品はコチラ ↓↓





*** 材料(2人前) ***

中力粉・・・50g
 (無ければ薄力粉と強力粉を25gずつ)
水・・・120cc前後
塩・・・小さじ1/3 
 (※ ツナ缶が無塩の場合の塩分量です。有塩のツナ缶を使う場合は2〜3つまみ程度で)
乾燥アーサ(ヒトエグサ、あおさのり)・・・2g ⇒ 水で戻す
卵・・・2個
ツナ缶(ノンオイル) ・・・1缶(70〜80g)
とろけるスライスチーズ・・・2枚


*** 作り方(2人前) ***

1. 生地を作る


ダマが残らないように、粉、水、塩を混ぜ合わせる
※ 写真のように、サラサラとたれ落ちる状態になるように、水の量は調整してください
水気を切ったアーサを加え、20分程度休ませる

2. 卵焼きの生地を作る
溶き卵にツナを加え、混ぜ合わせておく

3. 生地を焼く(1枚分)

フライパンに油を引き、生地の半量を注ぎ入れ、両面をカリッと焼きあげる強火
⇒ 一旦皿に取り出しておく


4. 卵の片面を焼き、生地を乗せる

フライパンに卵の半量を注ぎ入れ、片面を焼く中火
⇒ 取り出しておいた生地を卵の上に乗せ、生地と卵を2枚合わせて裏返す


5. 火を止め余熱でチーズを溶かす

スライスチーズが溶けてきたらまな板の上に取り出し、端からくるくると巻く
※ ヤケドに注意してください

6. お皿に盛り付ける (完成!)
食べやすい大きさにカットし、お皿に盛り付ける


調理のポイント
強火でカリッと生地を焼きあげることで、中身の卵やチーズのフワトロ感とのコントラスを楽しめ、一層美味しくなります
アーサが入手しにくい場合は入れなくても美味しく召し上がれますし、地海苔を加えても良いです ^ ^

応用レシピでたらこ入りヒラヤーチーも作ってみました
よろしければご覧ください!


おまけの台湾ネタ
台湾では屋台で朝食をとる習慣があり、葱油餅も至るところで売られています。
しかし、食の安全性に関わる事件が起きたことをきっかけに、最近は自宅で作る家庭も増えてきているとか。
台湾のお料理教室で作った葱油餅がコチラ。
ヒラヤーチーにそっくりですよね ^ ^
沖縄と共通のルーツを持つ国だよなぁと、益々親近感が湧いてきました。

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