マレーシア紀行 vol.1 〜クッキングデモ編〜
うちなーむん あれこれ食材関連イベントkumyの雑記沖縄関連
去る2017年11月25日、マレーシアにてクッキングデモンストレーションを行ってきました
ブログの更新が滞っていた理由にしているわけではないですが・・・
それに伴い 8月に視察でマレーシアを訪れたり マレーシア料理の研究を急ピッチで進めたりと、慌ただしくも充実した数ヶ月を過ごしておりました。
計らずも突然舞い込んできたマレーシア案件。。
本当に有難いご縁です
というわけで、マレーシアに急接近することになった今回のプロジェクトを通して体験したこと・感じたことを、何回かに分けてリポートしていきたいと思います。
先ずは、クッキングデモについて。
簡単に、今回のマレーシア案件浮上の経緯を・・・
11月中〜下旬の2週間、セランゴール州 スバンジャヤ地区にあるスーパーマーケット jaya GROCER にてJAPANフェアが開催されること、そしてこのフェアに沖縄物産も出展することが決まっていたようでして。
イチオシ食材である黒糖とシークワーサーの使い方を広く知っていただくことを目的に、フェアの開催時期に合わせてこのクッキングデモが企画された、というわけです。
ショッピングモールの一角にあるjaya GROCER。
富裕層向けの高級スーパーで、国内各地にあるチェーン店です。
フルーツや野菜などの生鮮品も含め、made in Japan の商品も多数取り扱っています。
併設するイベントスペースにてJAPANフェアは開催されていました。
沖縄のブースでは、黒糖やシークワーサーの関連商品のほか、生の紅芋などもドドーンと陳列。
テーマは "Health Products" "Long Life" です。
さてさて、クッキングデモを行うのは写真の3品
黒糖を使ったココナッツ入り沖縄風クレープ、シークワーサーゼリーとヨーグルトのスイーツ、シークワーサーベースの調味液でマリネした鶏肉のサクサク焼きです。
スーパー店内にある素敵なキッチンスタジオ。こちらが今回のデモ会場です。
マレーシアには親日家が多いようで、この日は開始時間前からお待ちになる方もいらっしゃいました (嬉しかった〜)
13時からデモがスタート (13時と15時と、2回開催)
親日家であったとしても沖縄に対しては馴染みが薄い方も多いとのことで、日本列島・沖縄・アジア大陸との地理的関係や、マレーシアと沖縄の歴史的な繋がりなどをお話ししながら会を進めることに。
デモ中も質問がバンバン飛び交い、写真を撮られる方も多数。
日本製の食材全般への好奇心も旺盛でした
また、マレーシアでは健康志向の高まりが見られるようで、黒糖やシークワーサーから期待できる効果を丁寧に通訳していただきましたが、その点にも関心を持ってもらえたのではないかと思います
そして和やかに会は終了
「おいし〜!」 と日本語でコメントしてくださる方がいらっしゃったり、マレーシアの方々は感情表現が豊かで、ダイレクトに反応を返してくださるのが 楽しく嬉しいイベントとなりました
お料理の味の濃淡は、正直なところ 好みが別れるところもあり・・・
鶏肉のサクサク焼きは総じて好評だったかと思いますが、スイーツ系の甘さについては 「ちょうど良い」 というご意見もあれば、 「ナチュラル(ちょっと薄い?)」、「もっと味がはっきりした方がマレーシアでは好まれる」 などなど 様々なコメントが。
とはいえ私にとっては今後の糧となる貴重なご意見ですから、とっても有り難く受け止めています
マレーシアがグッと身近な存在になったと同時に、沖縄はアジアの一部であると再認識し、もっともっと彼の地のことを知りたい。お互いに融合したい。
そう思えたプロジェクトでした。
沖縄は数百年前からアジア諸国と交流があり、各国の影響を受けながら独自の文化が築かれていったのですから。
おまけの沖縄ネタ
15世紀はじめに琉球王国は1つの国として統一されますが(三山統一)、この頃には既に諸外国との貿易を行っていました。
日本や中国・朝鮮のみならず、タイやマレーシア・インドネシアといった東アジア諸国との交流も非常に盛んでしたし、「チャンプルー」 という言葉はマレー語の 「チャンプール」 が語源なのではないかという説もあります。
参考(1) ⇒ 『ジュニア版 琉球・沖縄史』(沖縄歴史教育研究会 新城俊昭著)
参考(2) ⇒ 農林水産省HP より 「見てみよう!日本各地の郷土料理」
ブログの更新が滞っていた理由にしているわけではないですが・・・
それに伴い 8月に視察でマレーシアを訪れたり マレーシア料理の研究を急ピッチで進めたりと、慌ただしくも充実した数ヶ月を過ごしておりました。
計らずも突然舞い込んできたマレーシア案件。。
本当に有難いご縁です
というわけで、マレーシアに急接近することになった今回のプロジェクトを通して体験したこと・感じたことを、何回かに分けてリポートしていきたいと思います。
先ずは、クッキングデモについて。
簡単に、今回のマレーシア案件浮上の経緯を・・・
11月中〜下旬の2週間、セランゴール州 スバンジャヤ地区にあるスーパーマーケット jaya GROCER にてJAPANフェアが開催されること、そしてこのフェアに沖縄物産も出展することが決まっていたようでして。
イチオシ食材である黒糖とシークワーサーの使い方を広く知っていただくことを目的に、フェアの開催時期に合わせてこのクッキングデモが企画された、というわけです。
ショッピングモールの一角にあるjaya GROCER。
富裕層向けの高級スーパーで、国内各地にあるチェーン店です。
フルーツや野菜などの生鮮品も含め、made in Japan の商品も多数取り扱っています。
併設するイベントスペースにてJAPANフェアは開催されていました。
沖縄のブースでは、黒糖やシークワーサーの関連商品のほか、生の紅芋などもドドーンと陳列。
テーマは "Health Products" "Long Life" です。
さてさて、クッキングデモを行うのは写真の3品
黒糖を使ったココナッツ入り沖縄風クレープ、シークワーサーゼリーとヨーグルトのスイーツ、シークワーサーベースの調味液でマリネした鶏肉のサクサク焼きです。
スーパー店内にある素敵なキッチンスタジオ。こちらが今回のデモ会場です。
マレーシアには親日家が多いようで、この日は開始時間前からお待ちになる方もいらっしゃいました (嬉しかった〜)
13時からデモがスタート (13時と15時と、2回開催)
親日家であったとしても沖縄に対しては馴染みが薄い方も多いとのことで、日本列島・沖縄・アジア大陸との地理的関係や、マレーシアと沖縄の歴史的な繋がりなどをお話ししながら会を進めることに。
デモ中も質問がバンバン飛び交い、写真を撮られる方も多数。
日本製の食材全般への好奇心も旺盛でした
また、マレーシアでは健康志向の高まりが見られるようで、黒糖やシークワーサーから期待できる効果を丁寧に通訳していただきましたが、その点にも関心を持ってもらえたのではないかと思います
そして和やかに会は終了
「おいし〜!」 と日本語でコメントしてくださる方がいらっしゃったり、マレーシアの方々は感情表現が豊かで、ダイレクトに反応を返してくださるのが 楽しく嬉しいイベントとなりました
お料理の味の濃淡は、正直なところ 好みが別れるところもあり・・・
鶏肉のサクサク焼きは総じて好評だったかと思いますが、スイーツ系の甘さについては 「ちょうど良い」 というご意見もあれば、 「ナチュラル(ちょっと薄い?)」、「もっと味がはっきりした方がマレーシアでは好まれる」 などなど 様々なコメントが。
とはいえ私にとっては今後の糧となる貴重なご意見ですから、とっても有り難く受け止めています
マレーシアがグッと身近な存在になったと同時に、沖縄はアジアの一部であると再認識し、もっともっと彼の地のことを知りたい。お互いに融合したい。
そう思えたプロジェクトでした。
沖縄は数百年前からアジア諸国と交流があり、各国の影響を受けながら独自の文化が築かれていったのですから。
おまけの沖縄ネタ
15世紀はじめに琉球王国は1つの国として統一されますが(三山統一)、この頃には既に諸外国との貿易を行っていました。
日本や中国・朝鮮のみならず、タイやマレーシア・インドネシアといった東アジア諸国との交流も非常に盛んでしたし、「チャンプルー」 という言葉はマレー語の 「チャンプール」 が語源なのではないかという説もあります。
参考(1) ⇒ 『ジュニア版 琉球・沖縄史』(沖縄歴史教育研究会 新城俊昭著)
参考(2) ⇒ 農林水産省HP より 「見てみよう!日本各地の郷土料理」
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