Kumy's Okinawan Food & Life Style

東京在住、ウチナーンチュのkumyです!
お料理をコアテーマに、「島の風」を感じる様々なカルチャーをお伝えします!

日本酒角打ち店が
1日限定の
琉球スタンディングバーになります!!




東京メトロ 麹町駅近くの角打ち店 「麹町いづみや しろ」 にて、沖縄イベント開催が決定いたしました!
江戸時代創業の歴史ある酒屋さん直営の、スタンディングバーです。


3回目となる今回も、お酒は泡盛新聞 東京支部長の 岡山進矢さん がセレクトしてくれます🤩

今回のテーマは
「古酒(クース)」です!!!


泡盛の古酒とは、作ってから3年以上経過したもの。
泡盛はウイスキーなどと同じで、寝かせるほど円やかになり、香りも変化していきます。

「泡盛を飲んでみたことはあるけれど、匂いも味もきつくて。。。」
と思っていらっしゃる方こそ、美味しい古酒ならきっと飲めるハズ!
今回は、岡山さんに古酒の美味しい飲み方についても教えていただきます。

どんなお酒を選んでくれるでしょうか・・・ニコニコ
「泡盛は普段あんまり飲まないけど、ちょっと興味ある」という方も、ぜひご参加ください。
もちろん 「泡盛大好き!」という方、お一人参加も大歓迎です!

お料理も色々と工夫をこらしたいと思います ^ ^

先着順の事前予約制となりますので、ぜひお早めにお問い合わせください。


◆◇◆ 詳細 ◆◇◆

日時:
2019年7月20日(土)14:00〜 (一斉スタート)

場所:
麹町いづみや「しろ」
東京都千代田区麹町4丁目4−6
(東京メトロ麹町駅 徒歩3分)
TEL:03-6380-8509

お料理:
○ 沖縄野菜のピーナツバター酢味噌和え
 (ピーナツバター・お酢・味噌で和える、琉球料理ならではの和え物です)

◯ もずく入り梅風味「だし」+島豆腐
 (山形県の郷土料理「だし」を沖縄風にアレンジ)

◯ 麩タシヤー
 (沖縄の車麩を使ったシンプルな炒め物)

○ 味噌ラフテー
(豚バラ肉を味噌で煮たラフテー、古酒にぴったり)

○ 豆腐よう
 (豆腐ようの概念が変わる円やかな美味しさ、鍾乳洞で熟成された2種類をご用意)

○ 豚飯(トゥンファン)
 (豚肉の入った炊き込みご飯に鰹出汁をかけてお茶漬けのように召し上がっていただきます)

◯ 泡盛に合う沖縄スイーツ

お飲物(飲み放題):
・ 琉球泡盛古酒3種類
・ 生ビール、カーブチービール
 (カーブチーとは、沖縄在来の希少柑橘です)

料金:
・ お一人様5,000円 (税込)

お問合せ・お申込み先:
Facebookイベントページ より承ります。
また、こちらのメールでも承ります。
kumys.okinawanfood@gmail.com

お知らせ:
・ 店内はオールスタンディング(立ち席)となります。
・ 半蔵門駅近くに同じ店名の兄弟店舗(本店)がありますので、ご注意ください。
・ 食材アレルギー等に不安をお持ちの方は、事前にお問い合わせくださいませ。
・ 仕入れ状況によりメニューが一部変更になることもございます。
・ 当日の飛び込み参加は承ることができませんので、ご了承ください。


スタンディングでのカジュアルなイベントではありますが、ホンモノのお酒とヌチグスイ(命の薬)料理をご用意してお待ちしています ^ ^

6月23日、慰霊の日。

祖父母が元気なうちは、糸満市にある平和祈念公園まで毎年出掛けていました。
式典への大勢の参列者で糸満市内は大混雑。
車を公園の敷地内には停められず、少し離れた場所から、暑い思いをしながら歩いて向かったことを毎年思い出します。

74年前の今日も、蒸し暑く、そして希望の見えない恐怖に包まれた日だったことでしょう。

令和初めての沖縄全戦没者追悼式にて、
玉城デニー沖縄県知事は、ウチナーグチ(沖縄の方言)と英語を交えた平和宣言を行いました。

「アジアや世界の国々との架け橋になり、多様性に寛容で、平和を心から望む」ことが沖縄県の、そしてウチナーンチュとしての使命であると、
深く心に刻みたいと思います。








沖縄の梅雨入りが待たれる季節です雨 右 晴れ

7月の「沖縄料理を作ろう会」のご案内です!

テーマは、沖縄食材を使った創作メニューピカピカ

現代沖縄料理の代表格「タコライス」と、沖縄食材を使った創作メニューとなります。

□ イチから手作りタコライス
□ もずく入り「だし」島豆腐掛け
□ 人参を練りこんだ車麩のタシヤー
□ 紅芋白玉団子 抹茶ミルクソース


の4品です。

◇ タコライスは、サルサソースとタコスミートを手作りし、サラダ感覚で食べられる一皿です。
◇ 山形県の郷土料理「だし」はガゴメ昆布の粘りで全体をまとめていますが、ガゴメ昆布の代わりにもずくを使うアレンジメニューです。
◇ タシヤーとは、琉球料理の「油で炒める調理法」のことです。
  麩+野菜1種類程度のシンプルな炒め物に仕上げます。
◇ 紅芋フレークを使った白玉団子と抹茶色のコントラスを楽しむデザートです。







(写真はイメージです)



□ 日程
(1)7月7日(日) 11:00 〜 14:30(満席御礼)

(2)7月15日(月・祝) 11:00 〜 14:30(満席御礼)


□ 場所
東京都 新宿区内
(JR・東京メトロ「四ッ谷駅」徒歩12分、JR「信濃町駅」徒歩8分)
(お申込みいただきましたら、場所の詳細をご案内させていただきます)


□ 料金
5,000円

□ 募集人数
各回 4名様
*各回 2名様以上のお申し込みがあった場合に催行いたします。


□ お申込み方法(メールにて承ります)
1. 希望日程
2. お名前 (フリガナ)
3. お電話番号
4. メールアドレス

をお書き添えの上、 
kumys.okinawanfood@gmail.com
までご連絡くださいませ。
※ 携帯電話のアドレスをご利用の方は、上記アドレスの受信設定をお願いいたします。
  もしくは、kumy93@icloud.com までご連絡くださいませ。



□ その他
・ 天候の影響等で食材の入手が難しい場合は、メニューに若干の変更が生じる場合もございます。
・ 個別の食材変更は難しいのですが、食材アレルギーに不安をお持ちの方は、どうぞ事前にお問い合わせくださいませ。
・ 食材調達の都合上、開催日4日前までの事前振込でお願いしております。


ご不明点・ご質問・ご不安な点など、メールにて何でもお問い合わせくださいおすまし

お料理や食材のこと、沖縄の好きな場所のこと、行ってみたいところ、気になるもの、、、
沖縄のことを まるっと・・・ そして 楽しくユンタク(おしゃべり)しながらお料理しましょうニコニコ

どうぞ宜しくお願いいたします。

陶器を購入した際の最初のお手入れ「目止め」について記しておきたいと思います。


陶器の表面には目に見えない無数の凸凹があり、そこに調味料や油などが入り込んでシミになったり取れない臭いになったりします。
器を使い始める前に、米の研ぎ汁などデンプン質のもので この凸凹を埋める作業が「目止め」です。

手順は以下の3つです。

1. 鍋や深めのフライパンに、器がかぶるくらいの米の研ぎ汁を注ぎ入れ、弱火で15〜20分加熱する。

2. 火を止め、冷めるまでそのまま放置する。
3. 器を取り出して洗い、乾かす。


米の研ぎ汁が無い場合は、小麦粉を溶かしてもOKです。
また、器が鍋の中でグラグラしないように、鍋底に布やキッチンペーパーを敷いておくことをお勧めします。

少々面倒ではありますが「さらに愛着が増すこと間違いなし!」の工程ですので、ぜひお試しくださいませ。
こういった手間も経ながら、うちなーむん(沖縄のモノ)と共に 沖縄ライフを楽しんでいきましょう。


花笠 お知らせ 花笠
この度、ブログサイトを移行いたしました。(2020年4月〜)
新サイトURL ⇒ https://note.com/kumy


本ブログの過去記事は引き続きお読みいただけますが、今後は 【note.com】 にて 沖縄情報、食の情報、etc…更新してまいりますので、併せてご覧いただければ幸いです。

2019年6月1日(土)、涼しさを感じる爽やかな日の夕暮れ、素晴らしい会に参加させていただきました。

沖縄新進芸能家協会「ゆいまわる」東京公演です。


音楽(三線、箏曲、太鼓、笛、胡弓)、舞踊、そして組踊(くみおどり)まで、琉球古典芸能を幅広く鑑賞できる貴重な会。
選りすぐりの新進芸能家が出演される公演とあって、全ての演目が興味深いものでした。


演目は箏曲合奏から始まり・・・

続いて舞台後方の幕が引かれると、大人数の三線、太鼓、笛などの奏者が控えており、
優雅で繊細な箏の演奏から一転、圧巻の斉唱です。

総勢 約80名の大演奏だったとか。

その後に続く舞踊は、祝儀の幕開けとして有名な「かぎやで風」(かじゃでぃ ふう)、
琉球から薩摩までの道のりを表現した歌舞「上り口説」(ぬぶい くどぅち)などが続き、

柔らかな動きとしっかりと止める動きが連なる舞踊は、見続けるほどに心地良さがジワジワと押し寄せてきます。



組踊とは、せりふ、音楽、所作、舞踊によって構成される歌舞劇であり、首里王府が中国皇帝の使者である冊封使を歓待するために、踊奉行であった玉城朝薫(1684~1734)に創作させ、1719年、尚敬王の冊封儀礼の際に初演されました。
国立劇場おきなわ HPより)

つまり、今年2019年はピカピカ上演300周年ピカピカにあたります。

2010年には、ユネスコ無形文化遺産保護条約「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に登録されています。

日本の歌舞伎や中国の京劇などの影響を受けた舞台芸術で、
事前にストーリーを頭に入れてから鑑賞する方が楽しめるのも、歌舞伎同様です。

舞台装置はいたってシンプルであるものの、
衣裳、踊り、歌、楽器演奏、複合的な要素から物語の情景を想像し、楽しむことができます。
また、役者の方々の何気ない所作は舞踊を基礎としているからこその美しさがあり、これも見どころの一つです。


上演中は写真撮影NGでしたので、今回の記事は文章だけでのご紹介となりますが、琉球古典芸能を少しでも身近に感じていただけたら幸いです。
ゆいまわる公演会の開催地は、昨年(第一回)は石垣島、今回(第二回)は東京とのことで、来年(第三回)はどこになるのでしょうか・・・?
お住いの場所のお近くでしたら、ぜひ観に行かれてくださいね。


また、沖縄県内外のエンターテインメント情報が満載のポータルサイト「箆柄暦(ぴらつかこよみ)」 もどうぞ参考になさってください。
伝統芸能関連の情報も記載されています。
(箆柄暦は、沖縄アンテナショップや沖縄料理店など、沖縄関連の施設にてフリーペーパーも設置しています)


最後に。
今回の公演会にお声掛けくださいましたKご夫妻様、この度は本当に有難うございました。



参考資料:リューキュープラス「沖縄の伝統芸能・組踊とは? 組踊を楽しむための5つのポイント」